2021-04-19 第204回国会 参議院 決算委員会 第4号
また、大学ファンドの運用益による大学への支援については、CSTIの下に別途三月十六日に設置された世界と伍する研究大学専門調査会での検討を踏まえ、必要な制度改革を行った後、来年度を目途に参画大学を指定する予定、その後、運用状況などを勘案し、令和五年度以降速やかに支援を開始できるよう努めてまいります。
また、大学ファンドの運用益による大学への支援については、CSTIの下に別途三月十六日に設置された世界と伍する研究大学専門調査会での検討を踏まえ、必要な制度改革を行った後、来年度を目途に参画大学を指定する予定、その後、運用状況などを勘案し、令和五年度以降速やかに支援を開始できるよう努めてまいります。
大学ファンドの対象大学につきましては、一つ、昨年末の総合経済対策の中で、ファンドの参画大学について次のように条件が書かれております。
参画大学にも大学改革のコミットを求め、ファンドを通して選択と集中を行い、大学をイノベーション創出に活用しようというやり方も問題です。 研究力低下や若手研究者不足などの課題を解決するには、基盤的経費の拡充、学費負担軽減など、高等教育全体に対する公的支援の底上げこそ進めるべきです。
参画大学にも、自律した経営、責任あるガバナンス、外部資金の獲得増等の大学改革へのコミットやファンドへの資金拠出を求め、ファンドを使って大学をイノベーション創出に活用しようというやり方も問題です。 今日の研究力低下や若手研究者不足という課題の解決に必要なのは、高等教育全体に対する公的支援の底上げです。
大学ファンドによる助成事業で若手研究者への支援を行うというふうにおっしゃるんですが、それでは伺いますけれども、ファンドへの参画大学、ファンドによる助成事業の対象となるというのは、どのような大学を想定していらっしゃいますか。
世界レベルの研究基盤の構築に向けて、大学ファンドの運用益をどのように活用していくのか、参画大学にどのようなコミットを求めるのか、そうした点についての基本的考え方をお伺いしたいと思います。